ModDebugger デバッグ用途コンソールモニター

概要

ModDebuggerは、いわば、デバッグ情報の受信機です。

Mod開発者、Mod改変者用の支援アプリケーションであり、
Modを作る人、編集する人にとって、デバッグがかなりやりやすくなるツールとなっています。

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  • Mod開発の問題点と対策

    将星録はWindowsゲームですので、カスタムModも必然的にWindowsプログラムです。

    Windowsプログラムでは、通常値を出力する「コンソール部」がありませんので、
    デバッグ・値の監視などがやりにくい、という問題があります。
    特に将星録はVisual Studioで「ブレイク」といった「プログラムが一時停止を伴うようなこと」をすると、
    不正終了してしまいますので、一層デバッグがやりにいという実情があります。

    このModDebuggerはそのような問題を解決するためのツールです。
    Modが出力するデバッグ出力を、リアルタイムに表示することが可能です。

ダウンロード

ウィルスチェッカーが誤検知する場合

ModDebugger.zip だとウィルスチェッカーが誤検知する、といった場合は、ModDebugger.tar、ModDebugger.exe.gz、ModDebugger.7z などをダウンロードし、解凍を試みてください。
全てでウィルスチェッカーが誤検知する、といったことは無いかと思われます。

ダウンロードした後、解凍する前に、zipを「ブロック解除(or 許可する)」必須

zipを解凍する際には、「プロパティ」から「ブロック解除(or 許可する)」してください。
「プロパティ」に「ブロック解除(or 許可する)」といった項目が無いようならこの作業は不要です。

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使い方

ModDebugger.zipを解凍し、ModDebugger.exe を「将星録フォルダ ( Nobunaga7WPK.exe や 将星録.mod.dll がある場所)」に置いてください。
特にこの場所にある必要性はありませんが、将星録modが導入されていれば、
メニューの改造メニューの「デバッガ起動」からでもこのModDebugger.exeを起動することが出来ます。

補足事項

このツールは、汎用的なコンソール風味のアプリケーションであり、
基本的には、将星録そのものに依存しません。 しかし、信長の野望の以下のシリーズに対して、特別に、以下の様にに最適化されています。

  • 「天翔記・天翔記HD・将星録・烈風伝・嵐世記・蒼天録・天下創世・天道・創造・戦国立志伝」に対するモード

    これらのいずれかのゲームが立ち上がっていると、そのデバッグ出力を監視するように、自動的にそのゲームを対象としたものに切り替わります。
    (対象はOutputDebugString系 / System.Diagnostics.Trace.WriteLine系 / System.Diagnostics.Debug.WriteLine系)
    この際は、該当ゲームの「デバッグモニター監視ツール」になります。 この間、他の一般アプリケーションの情報は拾いません。

  • 汎用のモード

    上記ゲームが立ち上がって「いない」間は、Microsoftが提供する、DebugView for Windows
    似たような挙動を実現します。
    Windows上で実行されている全てのアプリケーションに対して
    そのデバッグ出力を監視します。
    (対象はOutputDebugString系 / System.Diagnostics.Trace.WriteLine系 / System.Diagnostics.Debug.WriteLine系)